ぶらり吹田・冬物語 |
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ニュータウンの誕生、大阪万博の開催などで発展を遂げた、緑豊かな住宅地 | |||||||||||
大阪万博の開催と同時に開通した北大阪急行の沿線には、公園や遊園地、文化施設などリフレッシュできるスポットがいっぱいです。 | |||||||||||
農業の町からニュータウンへ。大阪万博を機に成長 | |||||||||||
![]() 巨大なツリー型イルミネーションがクリスマス気分を盛り上げる。 |
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吹田市は大阪平野の北に位置し、古来より交通の要所であったとか。また、千里丘陵が良質な粘土を産したところから窯業が行われていたようです。明治初期頃には、旧集落が点在する農村地区であり、昭和の中ごろまでは雑木林や竹林、果樹畑などが多く見られ、竹林などは、現在も少なくありません。 明治時代の大阪府誌によると、吹田市域には、吹田街道、亀岡街道、小野原街道、山田街道など、数多くの街道があり、旧街道沿いには、神社・寺などが建てられ、人々の暮らしを見守ってきたようです。それらの神社・寺は、今日でも、季節の祭りなどで地域の人々の交流を育んでいます。 吹田市が全国的に有名になったのは、なんといっても1970年(昭和45年)の大阪万博でしょう。約330万m2、実に甲子園球場83個分もの敷地を有し、「人類の進歩と調和」をテーマに、80ヶ国近くが一堂に会した一大イベントでした。1日の最高入場者数は80万人を超えた日もあったとか。当時は会場まで北大阪急行が運行し、来場者を運んでいました。 |
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遊園地、日本庭園、温水プールなど多彩な施設のある北大阪急行沿線 | |||||||||||
![]() 千里中央駅の次の桃山台駅周辺も、ますます開発が進む人気の住宅地です。駅前にはおしゃれなショッピングビル「アザール桃山台」があり、カフェやグルメスポットも。公園もあちらこちらにあり、駅からも徒歩15分ほどに位置する「ニノ切公園」には年中泳げる温水プールやジョギングコースなどがあり、スポーツを楽しむ人がいっぱい。また、駅のすぐそばにある桃山公園は美しい噴水がある春日大池を囲む、緑ゆたかな公園です。朝夕は犬の散歩をしながら散策する人たちの姿が見られます。 緑地公園からは服部緑地まで徒歩約3分。総合運動公園としても有名ですが、甲子園球場約33個分という広大な敷地内には、「日本民家集落博物館」や「野外音楽堂」など文化の香りただようスポットも点在しています。 |
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ビジネス街として発展し、現在は若者にも魅力的な街・江坂 | |||||||||||
![]() 休日は、近所の江坂公園やちょっと足を伸ばして万博記念公園で遊び、夜はおしゃれなレストランバーでゆったりと過ごす、という静と動の使い分けでリフレッシュする暮らしを楽しめる街といえそうです。 |
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