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その他の注意事項


床の正しい手入れと保管の方法について

畳について

部分的に汚れた場合は、洗剤で拭けば落ちます。
インクをこぼしたら、すぐ磨き粉などをかけて充分吸い込ませてから雑巾で拭くとかなり落ちます。
普段でも週に1〜2回は雑巾を固く絞って拭きましょう。


カーペットについて

・遊び毛が出るのは?

新しいカーペットには遊び毛といって、充分な毛がパイルに含まれています。 よく掃除のときに遊び毛が出て、パイルが抜けたのでは…と心配されますが、この遊び毛が全部取れてしまってから、カーペット本来の素晴らしい毛づやが出てきます。

・パイルが飛び出したときは?

何かをカーペットに引っかけてパイルが飛び出したときは、パイルを引き抜かずにハサミで切りそろえてください。

・重みでくぼんでしまったら?

スチームアイロンの蒸気をかけるか、ぬるま湯で湿した布でパイルを起こし、毛並みに沿ってブラッシングすれば、ほとんど元どおり回復します。

・ものをこぼしたら?

乾いてしまってからでは頑固なシミになってしまいます。時間を置かずすぐ手入れすることが大切です。 こぼした上に乾いた布・紙等を置いて叩くようにして吸い取ります。こぼした量が多いときは何度も繰り返してください。 あとは中性洗剤をぬるま湯でうすめ、毛並みに沿って拭いてください。

・日常のお手入れは?

カーペットは、他の床材と違って細かなゴミやホコリを吸い込みます。
日常のお手入れは、このゴミやホコリを取り除くために必要です。電気掃除機を毛並みに沿ってかけると簡単に取れ、美しく保つことができます。

・全体が汚れたときは?

キャップ1〜2杯の中性洗剤をバケツ1杯のぬるま湯に溶かし、雑巾を固く絞って一定方向に拭くのが効果的です。
汚れのひどい所は、洗剤の泡だけをカーペットの上においてブラッシングしてください。 それでもダメな場合は、信用のおけるクリーニング店に任せる方が無難です。最近はクリーニング技術も向上し、種類に応じた方法で汚れを取ってくれます。

[ シミ・汚れの取り方 ]

あわてないで何のシミなのかを良く確かめ、それぞれに合った適切な方法でシミ抜きをしてください。
シミ抜きを行う前に次のことを注意してください。
 ・カーペットの上のゴミやホコリは良く取り除いておきましょう。
 ・洗剤や溶剤は少量づつ使用し、必ず周辺から中心に向かって行いましょう。
 ・パイルの毛並みに沿って拭いたり、こすったりしてください。
 ・シミ抜きを行った後は、水かぬるま湯でカーペットを拭き、洗剤の薬品が残らないようにします。

・牛乳(乳製品を含む)

布かティッシュペーパーでできるだけ吸い取り、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で拭き取ります。まだシミが残るようならアルコールかベンジンで拭きます。

・コーヒー(ココア・紅茶を含む)

水で絞った布かスポンジ等で吸い取ります。その後ぬるま湯を汚れの上に注いで、布又はティッシュペーパーで拭き取り、乾いた布で拭き上げます。

・醤油・ソース

布かティッシュペーパーでできるだけ吸い取り、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で拭きます。古いシミはオキシドールで拭き取ります。

・酒(ビール・洋酒類)

広がるのを防ぐために、すぐ布かスポンジで吸い取り、スポンジに水を含ませて拭き上げます。またはアルコールか洗剤を入れたぬるま湯で拭きます。

・食用油・機械油

すぐにヘラかナイフで油を削り取り、布にベンジンをつけてつまむようにして取ります。
そのあと中性洗剤を溶かしたぬるま湯で拭き上げます。
無地のものは輪シミを残すことがありますので、最後に水を霧吹きで軽く吹きつけておきます。

・クレヨン・靴ズミ

ベンジンを歯ブラシにつけ、汚れたところを叩くようにして取り除き、ぬるま湯で拭き上げます。


フローリングについて

・日頃の心掛け

常に乾燥した状態にしておくことが大切です。普段はホコリやゴミを掃除した後、乾拭きをします。 水拭きすると、表面の保護膜をはがし光沢を損なうことがあります。

・お手入れ

月に1度はワックスがけをしましょう。ワックスは床の表面の汚れを取ってから薄く艶だし程度にかけ、後で乾拭きを十分しましょう。 縁甲板など無垢の単一材を使用したものは、季節により乾燥収縮が起こり、そりが生じることがあります。木材の性質によるものですが、少々のことであれば心配いりません。

・水濡れについて

水をこぼした場合はすぐに拭き取り、乾いた布でカラ拭きしてください。水に濡れたままにしておくと、シミができて美観を損なう場合があります。 特にキッチン、洗面脱衣室等はご注意ください。灯油やインク等をこぼした場合もすぐに拭き取ってください。

・重量物を置く時は

ピアノ・本箱・大型冷蔵庫等の重量物を置く場合は、床面保護のために板材を敷いてください。 階下への防音のために緩衝材等を使用していますので、重量物を置くと少し床がたわみますが異常ではありません。

・家具の移動や椅子、テーブルをご使用の時は

タンスや本箱等を動かす時は引きずらないようにしてください。 毎日動かすことの多い椅子やテーブルの脚には、市販のフェルト付カバーを付けるとキズがつきにくく音も小さくなります。 キャスター付の椅子・テーブルの使用は木質フロアの表面を傷つけますので、使用しないでください。

・ファンヒーターや冷蔵庫を置く場合は

ファンヒーターや冷蔵庫の熱風が直接木質フロアに当たるとヒビ割れの恐れがありますので、カーペット等を敷き直接熱風が当たらないようにしてください。

・電気カーペットをご使用の際は

暖房用の電気カーペット等をご使用になる場合は、木質フロアに直接敷きますと、ヒビ割れの恐れがありますのでご注意ください。


フロアシートについて

・日頃の心掛け

フロアシートが使われる場所はいずれも水がこぼれやすい場所ですが、シート自体の防水性はあまり高くありません。水をこぼしたらすぐに拭き取ってください。 ほうきやモップ、掃除機等で日常の掃除をします。時々乾拭きをして磨げばツヤが長持ちします。

・お手入れ

汚れのひどい部分には、住まい専用の中性洗剤を薄めて塗料がはがれないように軽く拭きます。 水が裏にまわると、シートが浮いてしまいますので雑巾は必ず絞って使うようにしましょう。 また、汚れにくくするためには、1ヶ月に1回は専用のワックスをかけるとよいでしょう。


玄関について

玄関は屋内と屋外の接点であり、その家の顔とも言える場所ですので、いつもきれいに保ちたいものです。

・日頃の心掛け

玄関の踏み込みには、磁器タイルやフロアシート、もしくは大理石等が使われます。 普段はよく絞った雑巾で水拭きすれば十分です。この部分は防水処理をしてありませんので、多量の水で洗うことは避けてください。

・お手入れ(参考)

磁器タイルについては、油性ワックスをかけ布で良く擦り込み表面の油のつやが消えたら布を取り替え、良く乾拭きします。 月に1度位の割合でお手入れをすることが望ましいでしょう。